インプラント治療で自然な噛みごこちと、自信の口元へ
『よく噛む』ことは、健康とダイエットの第一歩
歯が1本抜けると30%、2本抜けると40~50%まで咀嚼効率が落ち、 丸呑みで早食いになってしまいます。よく噛んでゆっくり食事することは、 自然に食事の採り過ぎを防止することに繋がるのです。
美しい口元は、美しい笑顔に繋がります。
口元の印象で、お顔全体の印象はずいぶんと変わるものです。 インプラントには 口元の張りをよみがえらせ、鼻唇溝 ( びしんこう ) や 唇のたてじわを目立たなくする効果があります。
機能面だけではなく、外観上でも自然の歯に近い状態が回復すると精神面にも大きな効果が出るといえます。
インプラント治療とは
インプラント治療とは人工歯根のことです。
(失った歯の代わりになる人工の歯の根っこ部分。)
歯が抜けた場所にインプラントを埋め込み、その上に人工歯をつける方法です。
インプラント治療のメリット
- 乳歯、永久歯に次いで『第三の歯』と呼ばれ、審美的に天然の歯と変わらない
- しっかり固定されており、なんでも噛むことができる
- 粘膜を覆わないので、味覚を損なわず『味わう』ことができる
- 健康な歯を削る必要がない
- 適切なケアをすることで耐久性がある
- 歯並びや歯が抜けてしまったことによる発音障害が解消される
インプラント治療の症例
保存不可能な歯牙を抜歯しインプラント4本と固定性義歯で補綴してます。
インプラント治療Q&A
インプラント治療は痛い?
インプラント治療は気になっているけど、よく分からないし…なんとなく不安…。
そんな方のために、少しでも不安を解消して頂こうとQ&Aを作りました。
天然の歯とほぼ同じように噛むことができます。
スルメやお煎餅など、問題なく噛めます。
メンテナンスをしっかりと行っていれば、半永久的に機能します。
1965年、初めて行われたインプラントは、未だ機能しています。
自費診療になり、保険がききませんので、1本約35万円(税別)~になりますが、医療費控除の対象になりますので、確定申告をすることが出来ます。
領収書が必要になりますので、大切に保管しておいて下さい。
インプラント治療を迷われている方の中には、「危険はないか?」、「失敗しないか?」 と安全面を不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
まず、インプラント治療が失敗する原因として
- 患者様の骨の状態が良好ではなかった
- 技術が未熟のため、手術中に神経・血管を傷つけた
などが挙げられます。 前者の場合ですが、事前の診断・精密検査をしっかり行っていれば未然に防げる問題です。 後者の場合は、通常インプラント治療を行っている歯科医院であれば、起こり得ない、というくらい非常に低い確率です。
痛みについて
インプラント治療は外科処置になりますので、「痛いのでは?」と思われる方が多いようです。 しかし、実際の痛みは抜歯と同程度で、麻酔をしてから行いますので、 手術中の痛みはほとんどありません。
「痛みに弱いので、不安」とおっしゃる方には 静脈内鎮静法(鎮静薬の注射)という方法もございます。 この方法ですと、眠たくなり、ボーッとした状態での手術になりますので痛みもなく アッという間に手術が終わった感覚になります。
手術後、少し腫れたりすることがございますが、2~3日程度でおさまりますし、 鎮痛剤も処方させて頂きます。
信頼と実績のインプラントメーカー
ノーベルスマイル
歯科インプラントを世界で初めて製品展開した近代インプラントシステムのパイオニアです。
ブローネマルクインプラント
数あるインプラントの中で最も古い歴史を持ち、世界でもトップシェアを誇っています。様々なタイプのインプラントがあり、骨の厚み・高さが合えばどんな難症例にでも対応できるのが特徴です。
ノーベルバイオケア
歯科インプラントを世界で初めて製品展開した近代インプラントシステムのパイオニアです。
カルシテックHAインプラント
この表面素材であるHA(ハイドロキシアパタイト)はインプラント体を埋め込んだ後、積極的に顎の骨と結合しようとする生体活性材料です。抜歯後即時埋入(歯を抜いた日にインプラント手術を行うこと)が可能なため、従来のインプラントより治療時期が短いのが特徴です。
ジンマー・バイオメット・デンタル
人工関節などの整形外科分野の歴史と実績のあるインプラントメーカーです。
ストローマン
1974年に開発されて以来、世界No1のシェアを誇るインプラントメーカー。25年以上もの臨床実績と精密技術の伝統があります。
他の治療法との違い
治療期間
骨と結合するのに2~6ヶ月。
以後も医院による定期的なメンテナンスが必要。
型どりから装着までおおよそ1~2週間。
大きさにより、完成までに2週間~1ヶ月ほどかかる。
両隣の歯への影響
両隣の歯を削ったりする事はない。後に、もし両隣の歯を失っても 既に入れたインプラントの作り直しは不要。
両隣の歯を削ってブリッジの土台にする。削る範囲が広い場合には、神経を抜く事も必要となる。
両隣の歯にバネで入れ歯が動かないよう固定する。バネによる横の圧力により、入れ歯を支える骨や歯の喪失を招きやすい。
外観
自然の歯と変わらない。
自然な歯の外観を維持しにくい。
食生活
ほとんど自然の歯と変わらない噛み心地 噛んだときの力が、失った歯の分まで 削った土台の歯に集中し負担がかかる。
着けた時に、非常に違和感がある。
口の中を装置が覆うので、食べ物の感触や暖かみが直接伝わらない。
寿命
安定した噛み合わせを長期間保つことができる。
適切なケアをする事で 数十年使い続ける事が可能。
両隣の歯が悪くなると全体を作り直す必要がある。修復が不可能であれば入れ歯にしなくてはいけない。
長期間 同じ噛みあわせが維持できない。
変化する口内環境に合わせ数年毎、作り変えや調整が必要。
治療の流れ
Step.1診断と治療計画
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により、 治療方法には様々な選択肢があります。 衛生管理などを含め総合的に検討した上で、治療計画が立てられます。
Step.2一次手術
あごの骨に、インプラントを埋め込みます。
Step.3治癒期間
一次手術後、一定の治癒期間をおくことで、インプラントと骨が強い力で結合します。 この期間、仮歯を使用できる場合もあります。
Step.4二次手術
歯茎を開いて人工の歯を取り付ける準備をします。
この状態で、歯茎が治るまで1~6週間おきます。
Step.5人工の歯を作製・装着
歯茎が治った時点で型を取り、人工の歯を作ります。
形や色などは患者様に合わせて作製し、インプラントに取り付けます。
上の顎のインプラントが不可能と言われた方に
骨移植や骨補填材による治療
(サイナスリフト)
上顎の歯槽骨の骨量が少ない部分にもインプラント埋入が可能になる場合があります。
上顎骨の内部には、上顎洞と呼ばれる空洞が存在し、様々な要因により空洞が拡大する傾向があります。
下顎に比べて柔らかい上顎の骨は、歯が抜けると急速に歯槽骨を吸収します。
それに加え、上顎洞の空洞は拡大する傾向があるため、歯槽骨はさらに薄くなっていきます。
歯槽骨の薄くなっている部分の上顎洞底部に移植骨や骨補填材を填入し、上顎洞の底部分を挙上します。
インプラントを同時に埋入する方法と、骨の造成が完了してからインプラントを行う方法があります。
骨があまりにも薄い場合はインプラントの固定が出来ないので後者の方法を選択します。